退職金の手取り
退職金から、退職所得控除を引いた課税額と、所得税・住民税、手取りの目安を出します。
計算のしくみ
- 退職所得控除額: 勤続20年以下は 40万円×勤続年数(最低80万円)、20年超は 800万円 + 70万円×(勤続年数 − 20年)。勤続年数の1年未満の端数は1年に切り上げます。
- 課税退職所得金額 = (退職金 − 退職所得控除額)× 1/2(1,000円未満切捨て)。
- 役員等の勤続が5年以下の場合は、1/2の計算がありません。役員等以外で勤続5年以下の場合は、控除後の金額のうち300万円を超える部分に1/2の計算がありません。
- 所得税は速算表で計算し、復興特別所得税2.1%を加えます。住民税は一律10%(市町村6%+道府県4%)です。
前年以前に退職金(iDeCoなどの一時金を含む)を受け取っている場合や、同じ年に2か所以上から受け取る場合は、控除額の計算が変わります。この計算には含みません。社会保険料は退職金からは引かれません。住民税は、住所地の自治体の通知額が正です。
数値の出典(2026-10-08 確認)
- 国税庁 No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得)(令和8年4月1日現在法令等): https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1420.htm
- 国税庁 No.2260 所得税の税率: https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
- 総務省 退職所得に対する住民税: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/65871.html